日本のCBD(カンナビジオール)業界はCBDオイルやCBDリキッドが人気で、主に電子タバコやVAPEで吸引するのがスタンダードです。
いっぽう、アメリカでCBDが解禁された州では様々なCBD製品が登場していて、食品から美容関連、さらにはペットフードなども発売されています。
そういった意味では日本のCBD業界はまだ遅れていると言っても過言ではありませんね。
そんな日本でも、最近徐々にCBD配合のスキンケア商品がひっそりと販売され始めています。
CBDがスキンケアにどのような効果をもたらすのか、そしてどんなCBDスキンケア商品があるのか、オススメの商品も交えてご紹介します!
CBDでスキンケアってどうなの?
「リラックス効果を求めて吸引する」という使い方が主流のCBDですので、「CBDでスキンケア」と聞くとあまりピンとこないかもしれません。しかし、実はCBDにはスキンケアにとても良い効果が見込めます。
CBDは大麻由来の成分なため、マリファナのイメージを持たれる方も多いようですが、自然由来であることは間違いありません。「自然由来」「植物性」「オーガニック」と聞くと、スキンケアに適したイメージが湧いてくるのではないでしょうか?
もちろんイメージだけではありません。CBDには植物界の中でも優れた抗炎症特性を持っており、実際に大麻禁止国でも医療大麻は合法となっている例もあります。
抗炎症作用だけでなく抗菌性もあるCBDは、湿疹やアトピー、乾癬、かゆみ止め、外傷などに効果があると言われているため、スキンケアを含めた肌のトラブルにも高い効果・効能を期待できますね。実際に、イギリスではステロイドをはじめとした劇薬に変わる自然治療法としてCBDが注目されていますし、実際にCBDを使用し始めてから肌を状態が改善したという声もあがっています。
そういった背景から美容業界でもCBDが注目されるようになり、CBD関連のスキンケア商品が2019年5月頃から増え始めました。まさに令和元年はCBDスキンケア元年と言えます。
CBDスキンケア商品ってどういうのがあるの?
CBDスキンケアでポピュラーなのは肌に直接塗るCBDクリームで、他にCBDジェルなども存在しています。皮膚の炎症がもたらす様々な悪い影響をCBD成分が抑え、ニキビや肌の乾燥にも効果を発揮。今、市場に出ている通常のクリームよりも高いスキンケア効果を期待できますね。
それでは今、日本で購入できるCBDスキンケア商品を紹介したいと思います。
オススメのCBDスキンケア商品
ヘンプタッチ セラピューティック CBD スキンバーム

オーガニックスキンケアコスメを扱うヘンプタッチ(hemptouch)のCBDクリーム。原産国・製造元は中央ヨーロッパのスロベニアです。
ヘンプタッチのCBD製品は輸入品にはなりますが、用途にあわせた豊富なラインナップが魅力ですね。「トラブル用」「保湿用」「ノーマル」と必要に応じて商品を選ぶことが可能となっています。
「ヘンプタッチ セラピューティック CBD スキンバーム」の価格は税込みで7,980円。購入はYahoo!ショッピングなどからできます。
エリクシノール CBD レスキューロールオン

世界40ヶ国での販売実績があるCBDオイルブランドのエリクシノール(Elixinol)が販売しているCBDレスキューロールオン。
こちらの商品はCBDボディオイルです。肩こりがひどいときなどスーッとリフレッシュしたいときに使用するのを推奨しており、こめかみや肩などへ使用します。CBDボディオイルと聞くとクリームよりは効果が低そうですが、その分リーズナブルな価格設定となってます。
「エリクシノール CBD レスキューロールオン」価格は税込みで1,980円。購入は楽天市場などで購入できます。
smileCBD フェイスマスク

最近登場したCBDブランド、smileCBDからはCBDフェイスマスク。smileCBDのフェイスマスクの原産国・製造国はアメリカで、1枚にCBDが10mg配合されています。
肌用のCBDクリームでは「塗りすぎてしまって無駄にしてしまうかも・・・」と加減がわからない方でも、フェイスマスクなら安心して使用できるのでこれからCBDで初めてスキンケアをする方にもオススメです。
価格は税込みで1,518円。購入はsmileCBD公式サイトからお買い求めできます。
高価だけど効果があるCBD
スキンケア商品では今まで「ヒアルロン酸」「ビタミンC」「アミノ酸」「コラーゲン」などの肌への効果・効能がある成分が登場してきましたが、それらの成分とは一線を引くCBD。
美肌を維持するためのスキンケアと、肌荒れを治すためのスキンケアでは求められる成分も異なります。年齢や性別によっても異なってきますが、CBDは医療系でも活用されることから、トラブル系には断然オススメできます。
CBDは麻から安全な成分のみを抽出したり、輸出・輸入のための成分を分析したりなど、商品化までのコストがどうしても高くなってしまいます。そのためCBD製品が高価になってしまうのは仕方がないのですが、その分の効果は十分に得られるはず。
中には安いCBDスキンケア商品もあると思いますが、配合量が少なかったり違法な成分のTHCが含まれていたりするので、安さだけに目が行くことがないように注意が必要です。
配合量と値段や信頼性をチェックした上で購入するようにしましょう。効果は高価なのです!